焚火が暖かい、星がきれいなど冬キャンプは寒くてもたのしいですよね。
でも、暖房を使うキャンプでは気を付けなければならないことがあります。
その一つが一酸化炭素中毒です。
この記事では一酸化炭素中毒について書きたいと思います。
一酸化炭素中毒とは
テントのように換気が悪い場所でストーブなどを使用すると、
酸素不足が原因となり不完全燃焼を起こし、一酸化炭素が発生します。
一酸化炭素を体内に取り込んでしまうと活動に必要な酸素を供給することができなくなり、
場合によっては死に至ることもあります。
また、一酸化炭素は無色無臭で人の感覚では発生の有無の確認はできません。
よって一酸化炭素を発生させないこと、もしも発生した時には検知できるようにしておくことが大切です。
対策
常に換気を行う
火気を使用している間は常に換気を行いましょう。
外気が入ってくるので私は暖房能力が高いKS67-Hを使用しています。
一酸化炭素チェッカーを使う
一酸化炭素チェッカーとは
一酸化炭素チェッカーとはその名の通り、一酸化炭素の発生を音で知らせてくれる機械のことです。
一酸化炭素の発生を感知できない私たちにとって必須のアイテムとなります。
数千円のものから1万円を超えるものまで様々な種類がありますが、
私はDOD製のものと楽天で購入した安いものの2つを併用しています。
もしどちらかの電池が切れたり、故障した場合に対応できるようにです。
どのように使うのか
一酸化炭素チェッカーを購入したらまず作動確認をしましょう。
正常であれば車の排気ガスやたばこの煙などに反応します。
実際に使用する際にも再度動作確認を行ってください。
また、一酸化炭素は天井に溜まりやすいのでテントのなるべく高い位置に設置するようにしましょう。
替えの電池も忘れないように。
就寝時は火気を使わない
寝るときには必ず消火をしましょう。
監視できない場所での火気の使用は絶対にダメです。
一酸化炭素中毒だけではなく、火事の危険性も増します。
就寝時の暖は湯たんぽ、電源サイトであれば電気毛布等を使用するとよいでしょう。
まとめ
楽しいキャンプですが、隠れた危険がたくさんあります。
正しい知識を持ってキャンプライフを過ごしましょう。